アムールトラ(和名:シベリアトラ)はロシア極東に生息していますが、森林伐採や密漁によって個体数は激減し、絶滅危惧種に指定されています。

絶滅の危機に瀕するアムールトラの乱獲問題を社会に伝えるためにWWFがAR(拡張現実)をつかったゲリラキャンペーンをロシアで展開しました。

WWFはモスクワを中心としたアパレルショップにトラのイメージがプリントされたTシャツを陳列します。そのデザインが気に入ったお客さんはTシャツを手に取り、試着して鏡の前に立ちます。そうすると、鏡には銃殺される自分が映しだされます。

鏡(実はディスプレイ)を利用したARによって、乱獲されるアムールトラの立場を体験させてしまいます。映像中のどのお客さんも「何が起きたのか?」というオドロキの表情です。

なお、ゲリラマーケテイングだけではなく、キャンペーンにはロシアのセレブも巻き込み全国的なPRとして展開されたようです。動画の再生回数も22万を超えており、乱獲問題の訴求には一定の効果をあげた模様です。

(via osocio)